ご挨拶

なかのひと   ふと気づくと、ココログに書き始めて早一年強の月日が経ってしまいました。来週は誰それの落語会、一ヵ月後は誰それの独演会と目の前の人参を追いかけていたらこんなになってしまいました。しめて160回以上の落語会に足を運んだことになります。これでもずんずんに比べたら半分以下なんですから、って、なんの慰めにもならない。

 落語ブームが起こって、雑誌では何度となく落語特集なるものが組まれているにもかかわらず、ブームとやらに煽られて落語を見始めましたって人を私は見たことがありません。しかし、たまたま友達を助けると思って見に行ったら、とっても面白かったからそれからいきなりファンクラブに入っちゃう人はいました。心が何かを求める時、それと合致したものが落語だったら、その人は落語を好きになるんだと思います。小三治師匠がどこかのインタビューで言っていました。落語との出会いは、桃源郷に迷い込むようなものだと。見えない人にはその入り口は見えないのだけれど、入ってしまったからには抜け出すことはもう出来ない。

 
 

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堀ノ内を越えた自分

  今日、自分の粗忽のせいでなぜか北関東のどこかの真岡鉄道に乗ることになってしまった。朝の八時には自宅で寝ていたのに今は栃木・・・。堀ノ内に行くつもりが隅田川に着いちゃったどころの騒ぎではない。粗忽は本当に恐ろしい!
  何でこんな田舎の停車場に自分は立っているんだろうと呆然としていたら、なんとSLが入ってきた。土日だけ運行しているスペシャルらしい。しかし、私は11時までに益子に行かなければならないので、SLには乗れず、ピエロみたいな模様の電車で先を急ぐのであった。あーまぬけ。
 
  堀ノ内で財布を投げちゃうシーンがありますが、粗忽は金を無駄に使うというリアルな表現であると、今日の交通費を振り返ると分かるのであります。
粗忽は危険だ!本当に気をつけよう・・・。

Sl

Midori_2


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志らくのピン 古典落語編 9月

 

体力もないのに、旅行の前日にまで行かなくても・・・・。

 立川志らべ 「鮑のし」

 申し訳ない!あんまり覚えてない。

 立川志らく 「居酒屋」

今までになく濃厚な居酒屋だったような気がする。ギャグも最高なんだけど
ギャグに頼らないというか。骨格が太くなったという印象。
小僧はやっぱり可愛い。宮下へご案内されたいね。からむ酔っ払いも
たまにうるさく感じたりするけど今回はそうは思わなかった。
聴いてるうちにこっちもいい心持になっちゃう一席だった。
すっぱ口の酒の名前は「遣隋使」(笑)
とっておきの新潟の地酒は「越の・・・じゅんこ」(爆)

 立川志らく 「不動坊」

どこが大きく変わってるということはないのですが、志らく師匠がやってるから
こそ面白いという一席。落語がちゃんと上手い人はそれだけでちゃんと面白く
聴かせられるという事です。

 中入り

 立川志らく 「お若伊之助」

 身分が違うと泣く泣く引き裂かれた若い男女。その寂しいお若の心に狸が付け入りなんと狸の子供を産んじゃうという、それで幸せになれるならそれでもいいけど、いややっぱり無理だろーという、ちょっと釈然としない話なのですが、しらく師匠はそこを丁寧に作り変え、
 若い二人の恋愛が、周りの理解を得てちゃんと成就できる噺になりました。なんて優しいんだ師匠は!!こういう演出なら現代でも受け入れられることでしょう。伊之助を紹介してしまったため騒動に巻き込まれてしまう棟梁のコミカルなキャラクターが、落語にいいリズムをつくって心地よく聴けます。周りからは奇人扱いされている師匠ですが、落語となると至極まっとうな考えをお持ちであり、それがちゃんと落語に反映されていて尊敬の念すら覚えます。うーん、素晴らしい。

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立川談笑 月例独演会 9月

 

今さらだとは思いますが、見に行ったんだぞという事実を書き留めておきたいなと。

 「蔵前駕籠」

現実は、駕籠を開けて「もう済んだ後か」で終わるはずはなかった。そうだよねー。
言われてみればそうだよねー。

 「長短」

これが本当の、現代の長短だというものを見せてもらいました。本当に”話が長い男”と、人の話を最後まで聞かないでどんどん飲み込んでしまう真逆な性質の二人の物語でした。「た~ん~しっ~つぁんは~」なんて話し方をするから気も長いとは限らないし、第一そんな話し方をする人はあまりいない。

 「らくだ」

 らくだもらくだになるにはそれなりの過去があり、しかしだからといって周りに迷惑をかけてはもちろんいけない。乱暴者とおとなしい庶民の関係性が逆転するという面白さでは飽き足らないのか、らくだに家族を壊された屑屋さんの復習劇に昇華されていました。普段から、世の中をスポイルされてしまった人々からの視点を大事にしている談笑さんらしい一席でした。乱暴者をリアルに描くことによって迫力を出している高座は今までもありましたが、どうしようもない乱暴者がいる「状況」をリアルに再構築しているという点が新しい。

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吉朝弟子の会 2008

 順番が前後してしまいましたが、シアターイワトで行われた吉朝弟子の会へ行ってきました。

桂佐ん吉  「道具屋」

桂あさ吉  「皿屋敷」

中入り

桂吉坊   「花筏」

桂よね吉  「蛸芝居」

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立川流三人の会  追記あり

 

昨日は取るのに12時間もかかってしまった立川流三人の会へ行ってきました。数多くの名番組の構成をしてきた高田先生も、この三人は構成できない!と言い放ってしまうビッグ3のふたたびの対決が楽しみです。
前回もちゃんと見ているのに、なぜか私は何も書いてない・・・。前回は談春が鈴が森、志らくがお直し、志の輔が抜け雀で、見に来ていた家元をして「志ん朝を超えた」と言わしめていました。レベルの高い高座の数々に家元も満足したようで「こんな会を開いてくれてありがとう」とおっしゃってましたなあ。

 オープニングトーク 順番決めのジャンケン

 立川志の輔 「忠臣ぐらっ」
 
 立川志らく  「源平盛衰記」

 中入り

 立川談春  「妾馬」

 エンディングトーク

つづく

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