下丸子らくご倶楽部
今日は久しぶりに下丸子に来ました。今日は喬太郎師匠がゲストだからです。しかも来月は談笑師匠がゲストなので前売り狙いでもあります。
少し遅れていくと志らべさんが「目薬」をやっていました。次はらくBさんの「六尺棒」。二人とも一度は二つ目の切符を手にした人だけあって随分と面白くなってました。再試験でも認められるといいですね。
続きまして前座より前座みたいな志ららさん。袴でないのに羽織を着ないで変だと思ったら、自分の着物を志らく師匠に取られて仕方なく前座のらく八の着物を着ているのだそう。落ち着きなく「子ほめ」をやって去っていきました。お辞儀がおざなりなのだけはなんとかしてほしい。
前座の落語バトルがおわり、志ららさんののサーモンピンクの着物で志らく師匠が登場しました。手が小刻に震えています。なんと、前座のらく兵さんが師匠の着物を西武線に忘れて来てしまったそうです。談志師匠に貰った帯も一緒に忘れてきていて怒りで震えているのでしょうか。
まずはトークというか、志らく師匠への質問に答えるコーナーということのようです。いつもは花禄師匠が相手役ですが、今鈴本に出ているので留守ですし、今日のゲストの喬太郎師匠が相手だと大学の同級生でありながら落語界では上下があり話辛いらしく、独りで手を震わせどんどん質問に答えてゆきます。質問の大半はあの師匠の所得隠しについてでした。落語はどうであれ人間はとても良い人だから、忘れたというのであれば忘れたと言うことを信じるしかないというのが結論ですが、もうやりませんなどとまともなコメントを吐くより、芸人なら開き直れという師匠の考えに大賛成でした。その他師匠の子供の頃の笑えるエピソードと、二つ目再試験の話など。子供の頃の話は「落語小僧」にも載っているのでそちらでどうぞ。
そうこうしているうちにも着物は戻ってこず次は喬太郎師匠の出番です。萌黄色の着物に橙色の羽織ということは新作です。定番の寄席周辺の駅を茶化すまくらを振って、普段はしないのに、敢えて今日は他人様が作った新作をやると前置きしてから東京タワーラブストーリーを。最近方々でかけているらしいこの噺は、ネタ下ろしのときよりだいぶすっきりして、主人公の女性の怒りが整理されて分かりやすくなっていました。初回の時はどーすんだこれ?と思ってましたがさすが喬太郎師匠です。途中なぜか愛宕山も登場し、師匠の珍しいのどを聞くことができました。いょ!古今亭!。
仲入り後はロケット団の漫才があってから志らく師匠の与太郎2連荘。どこへいっても与太郎さんは与太郎さんだね。どっちもおなじみの噺で聞き飽きたほどなのに笑っちゃうのがすごい。しかもあまりいじっていないのに。与太郎は偉大だと家元がおっしゃっていましたがまったくです。自分のギャグがつまらなかったとき、相手に突然吹き矢を吹きつけごまかすなんざ、まともな人間には出来ません。道具屋で使われる伝書鳩の話も私は好きです。やってみようかな。
ラッキーなことに知り合いの方が最前列に座らせてくれたので、血管を浮き上がらせる志らく師匠と眉毛がつりあがる喬太郎師匠を間近で見られました。二人の落語スタイルはぜんぜん違うけれど、笑いに身を投じる狂気は同じぐらいすさまじいのだなあと感じたのでした。
前座バトル
立川志らべ 目薬
立川らくB 六尺棒
立川志らら 子ほめ
柳家喬太郎 東京ラブストーリー
仲入り
ロケット団 漫才
立川志らく 道具屋
立川志らく 金明竹
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