立川談志独演会 横浜にぎわい座
6日はにぎわい座へ立川談志独演会を聴きに行きました。また声の調子が悪いということでしたが、顔の表情は明るくジョークをやたら連発することもなく、まずは先日亡くなった横山ノックさんについての思い出を語ってくれました。まだ家元が柳家小ゑんだった頃に漫才トリオを尋ねていって友達になってからずっと付き合いのあった古い友人だそうです。馬鹿な事をたくさん一緒にして、強制わいせつで捕まったときも家元だけは味方だったのに・・・。家元が自身の愛した人の話をする時、本当に深い愛情を感じます。あんな風に愛するものを語ってみたいと心底思います。
いよいよ落語に取り掛かるのですが、なんと「普通になら誰でも出来るが、壊してやろうとするととても難しい」という、千早ふるを聴かせてくれました。客の大半が常連客とふんだんでしょう、家元では初めて聴きました。ともかくご隠居がいい加減。どうも八公と隠居は毎度こんなことをやってるのでもう次がどうなるか分かりきっているらしい。八公が分からないと言えば「本当は分かってんだろ?」正解を答えれば「ピンポーン!」あまりに八公がうっとうしいので大工の棟梁並に荒っぽく追い返そうとする隠居に「落語のご隠居らしくないね」演者も客も落語の登場人物までもが、すべて知っているという状態で千早ふるの訳を説明する難しさ。家元が話しているにもかかわらず、登場人物がどんどん一人歩きする「成り行き千早ふる」でした。
仲入り後、最後にサービスをすると前置きをしてから、家元の十八番「よかちょろ」を抜群な出来で演じてくれました。声が出づらいのか「よかちょろぱっぱ」と歌うときの声が辛そうでしたが、後は言うことなしです。
最後に「サービスとは客からすると得した気になるだろうが、自信の無さの現われ」と前置きしつつあの「エロ講釈」をたっぷり読み聞かせて頂きました。以前にっかん飛び切りでやって、年寄り客を大勢退席させていましたが、今回は誰一人帰ることなく、おもいおもいに笑って終わったのでした。エロ講釈があまりに面白いので、とてもよかちょろが良かったにもかかわらず忘れかけてしまいました。(内容はとても書けません)
立川談志 千早ふる
仲入り
立川談志 よかちょろ
立川談志 「エロ講釈」
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