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2008年4月

勧めない温泉旅行 群馬編

 先日無理無理一日休んで温泉に入ってきた。

 目的地は伊香保温泉と川原湯温泉。群馬には名湯がたくさんあるけれど、どれも行ったことが無かったので、行けるうちに行かなくちゃ。しかも川原湯温泉は、何年後かにはダムに沈む幻の温泉なのだ。温泉がダムに沈むなんてなんてもったいないことをするのだ。そして、そんなもったいないまねをして溜めた水は東京へと流れていく・・・。東京に住む者としては一度は入らねばなるまい。

 

 

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談志ガレージセール

 

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昨日は落語友達三人と根津の八重垣せんべえで行われた談志ガレージセールに行ってきました。

練馬や根津の家にあるがらくたを家元自ら売ってくれるのです。

  正午過ぎ、寒いのか一人ダウンジャケットにマフラー姿で機嫌悪く出てきた家元は、客をじろっと一瞥した後、「声が出ないの」と一言発すると、ブスッとしながらペンでがらくたにいろいろ書き付け始めはじめました。最近、声が本格的に出なくなってしまいまともに落語を語っていない師匠ですし、普段なら起きていない時間なので、機嫌の悪さは予想通りでしたが、とりつくしまが無い様子は、落語の道具屋というより、不精床の親父のようです。

 周りで世話を焼いているお弟子さんたちも、家元に意識が行くあまりお客たちに「いらっしゃいませ」の一言も無い。店を取り囲む客たちは買っていいものか迷いつつひたすら家元を見つめるだけ。そんな中、家元は「今日は機嫌が良くない。」「売れねぇからやめちまうか」とさらに緊張感を煽るせりふを掠れた声でささやく。このままでは家元は本当に投げ出して帰ってしまうかも。意を決した私は、子供の頃に読んで家元や、高田文夫先生の面白さを教えてもらった高田文夫著「コントもかけば恥をかく」が売っているのを見つけ、それを家元の前に差し出し「師匠、これいくらですか」と訊いた。

 つまらねぇ本を持ち出しやがったという顔付きで本を見て、家元は無言で指を二本前に突き上げた。200円か??いや、しみったれの家元のこと2000円なのか?と一瞬判断つきかねたけれど、しょぼい本だという判断で200円でした。まるで「蒟蒻問答無言の行」である。私はさらに「この本に何か書いていただけますか?」とくらいついた。

 じろっとこちらを見た家元は「俺が何か書くと1000円になるよ」とのたまった。五倍かよと内心のけぞりながらも「それで結構です」となんとか答えると、家元は「出てくる奴はバカばかり 立川談志」という言葉を書いてくれました。この本は、放送作家の立場で付き合った様々な芸人、コメディアンのエピソードがてんこ盛りの話なので、その芸人達をバカと言っているのか、こんな本を買う客がバカだと言っているのか微妙な言葉です。

 なんとかバトルを終了し、後は「マニア向き」と但し書きが書いてあった家元セレクションの千社札セットをゲットして退散したのでした。私が口火を切ったことで、他のお客も次々とものを買い始めやっと道具屋らしくなったようです。

 ついでに家元の「この店は旨いヨー」と書き付けしている店でお昼を食べ、根津神社に詣で、谷中で円朝の墓にお参りし帰ったのでした。(店の味は普通でした。)

 家元の写真はこちら

 

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こちとらかつれてるからねぇ。

最近、落語についてあまり書けなくなってしまった。積極的に見に行けなくなったという状況が何かしら虚しさを覚えさせるからかもしれない。
そんなときにも気持ちを支えてくれるのは落語だったりするのが又妙な話で、今頭に巡るのは談笑さんの「富久」。様々な不運や、自分の性分が引き起こす不幸に嘆き悲しみ疑心暗鬼になる幇間の久蔵。彼は言っちゃ駄目なことをつい言っちゃうし、酒にもだらしなく芸人が持つ元々のぞろっぺいさもあり、あまり小説では主役を張れない男だけど、落語ではその男のあるがままの生きざまを良いとも悪いともジャッジされることなく語られていきます。このジャッジはしないというスタンスが、質は違えど欠陥を抱えてブツクサ生きている私にはとても心が安まるのだ。
 流石に不運ですねだけじゃ収まりが悪く富くじが当たる一発逆転で落語は終わるけれど、現実はまだまだアップダウンが死ぬまで続く。たぶん宝くじは当たらない。おなかに大金を入れて死んだ人を見つけたら何とか出せないかきっと考える私だけれど、そういう人間の側面を無視しないでみてくれている落語はすばらしいと思う。落語を知ったということは人生の大きな喜びだとそれだけははっきり言える。
その落語に触れ続けていられなくなった事への気持ちの切り替えはまだ出来ないけれど。

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バラバラ

 会社のパソコンの壁紙をメコン川にしていたら、(昔旅行したところだから)隣の社員の人に、そこどこですかと訊かれた。
そして、昼休みにジャズのスタンダードナンバーを流しながら昼寝をしていたら、何を聞いていたんですかとまた訊かれた。
私「ジャズですよ」
社員「ジャズとアジアじゃ接点何にも無いじゃないですか!筆箱はツタンカーメンの棺だし。」(目をむいたファラオの棺が絶賛不評中)

今度は昼休みに落語でも聴こうと思っていたのだが、さらにまとまりがなくなること必至。


  

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